入社後最初に配属となる、家庭ごみ・一般廃棄物・産業廃棄物回収で使用するパッカー車を運転するには準中型免許が必須となります。
そこで入社を検討中でかつ準中型免許をお持ちでない皆さんに、準中型免許とは、どんな免許でどうしたら取得できるのかをご紹介していきます!
準中型免許とは
平成29年3月12日以前に各種免許を取得した方には馴染みが薄いかもしれないこの準中型免許。取得すると車両総重量3.5t以上7.5t以下の車両を運転することができるようになります。
平成19年6月2日以降、平成29年3月11日までに普通免許を取得した方は、普通免許のまま車両総重量5t以下のトラックの運転ができましたが、法改正により取得時は普通免許でも更新時に「5t限定準中型免許」と自動的に移行されています。
「5t限定準中型免許」で運転できるのは、普通自動車と車両総重量5t未満、最大積載量3t未満の準中型自動車ということになります。
2020年9月現在の普通免許、準中型免許、中型免許、大型免許の区分はこちらの図の通りです。
準中型免許の取得方法
準中型免許を取得する方法は下記の通り、状況によって取得手順が変わってきます。
免許をもっていない・はじめて免許をとる場合
下記の流れで、準中型免許を取得していただきます。
- 指定自動車教習所で、技能教習41時限、学科教習27時限を受ける。
- 運転免許センターで学科試験と適性試験(視力検査等)を受け、合格を目指す。
すでに普通免許を持っている場合
1. 平成19年6月2日以降、平成29年3月11日までに普通免許を取得した方
現状は準中型免許(5t限定)となっているため「限定解除」をしていただくと準中型免許になります。方法は下記の通りです。
- 指定自動車教習にて技能教習4時限を受ける。
- 運転免許センターで適性試験(視力検査等)を受け、合格を目指す。
- ※また普通車AT限定免許の方はMT車に限定解除してから、準中型免許の解除をする流れになります。
2. 平成29年3月12日以降に普通免許を取得した方
- 指定自動車教習所にて技能教習13時限、学科教習1時限を受けて、卒業。
- 運転免許センターで適性試験(視力検査等)を受け、合格を目指す。
- ※取得後1年未満は準中型車両を運転する際は初心者マークをつけることになります。
プロドライバーの自覚を持ちましょう
準中型免許以上を取得するということはプロドライバーの資格を与えられたということです。
トラックの特性に応じた運転技能をしっかりと習得して安全な運転を心がけましょう。
弊社が最も重要視していることは「安全運転」です。
慣れてきた頃に油断が生じやすくなります。
免許取得時の初心を忘れず、危機管理意識を持ちつづけるようお願いします。
一緒に街の美化を担っていきませんか?
弊社では準中型、5t限定解除、中型の免許取得支援制度ありますので、面接の際にご相談ください。
また、中型車両を使用する部署もありますので、免許を取得すれば活躍の場も広がります!
入社後は、まず先輩社員との同乗から始まり、道を覚えていただきます。安全に運転できると判断されてからのデビューになりますので安心してご応募ください。